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交雑種(F1)
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交雑種(F1)

みなさんは交雑種という言葉をご存知でしょうか?高品質な肉として全国的に有名な黒毛和牛よりも、病気に強いなど交雑種ならではの様々な利点があります。

交雑種(F1)って、どんな牛?

 

交雑種はF1牛(一代雑種牛)とも呼ばれています。交雑種とは、一般的にホルスタイン種、ジャージー種などの乳牛と黒毛和種、褐毛和種などの肉牛のあいだに生まれた子牛のことを言います。ただし、交雑種(肉牛)となるのは、その子牛が雄の場合のみです。日本では、おもにホルスタインの雌牛と黒毛和種の雄牛をかけ合わせて誕生する「うし」が多いですね。生産時のコストをなるべくかからなくして、肉質をよくするために作られた品種です。毛色は基本的に黒ですが、体の一部に白い斑点が出ることが多いと言われています。大きいですが、サシが入りにくいので、価格的には安くなります。また、その肉質は父牛や母牛優秀かどうかで、かなり差がでます。交雑種は、子どもを産んだらすぐに引き離されて、子牛は人工哺乳で育てられます。なんだかちょっと可哀想ですね…。そのほか、黒毛和種などの純粋種に比べても病気に対する抵抗力が強く、成長がはやいために粗飼料の利用性に優れていることなどが、交雑種の特徴として挙げられるでしょう。

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乳牛の肉について

 

今度は交雑種の誕生に深く関わっている乳牛の話をしたいと思います。ミルクを搾るための「うし」が乳牛ですよね。乳牛のほとんどは輸入品種です。明治時代にホルスタインをはじめとするたくさんの乳牛が輸入されました。昭和に入り、日本ホルスタイン登録協会が設立されてからは、一気にその人気が広がったとされています。乳牛からは牛乳だけではなく、肉も取れるんですよ。ですが、やっぱり牛乳生産の向上を目的に品種改良が重ねられてきたウシの肉質は、残念ながらあまり良いものとは言えません。このことから平成3年の牛肉輸入自由化を契機に、交雑種のウシが生み出されたことで、こちらがメインに飼育されるようになりました。乳牛と肉牛の良いところを合わせることで、より高品質の牛肉が作れるようになったんですよ。ここでホルスタインについて少し紹介しましょう。

ホルスタインとは?

ホルスタインは、オランダのフリースランドで品種として認められました。これに由来し、正式名称はホルスタイン・フリーシアン種と言います。オランダやドイツ飼育されていた一番古い品種の「うし」なんですよ。「ホルスタイン種」の多くは黒と白の斑紋が特徴的です。この品種の最大の魅力は乳量の多さと乳脂肪率の低さではないでしょうか?搾乳のスピードも速く、優れた乳牛として高い人気を誇っています。

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交雑種(F1)の歴史

 

さて、交雑種はいつ誕生したのでしょう?次は歴史を見ていきましょう。明治時代、ショートホーン種やシンメンタール種、ブラウンスイス種などの外国種が次々に輸入されて、国営の種畜牧場を中心に交雑種の生産が始まりました。外来種とかけ合わせることで体が大きくなって、ミルクがたくさん出るようになった反面、動作が鈍くなって、足も弱ってしまい、農業用としては不向きになってしまいました。こういうワケで当時は良い評価を得られなかったものの、昭和60年代になると交雑種の生産量は増え始めました。それ以来、少しずつ全国に普及していきました。牛肉輸入自由化とともに農林水産省の畜産統計でも、交雑種の飼養頭数が掲載されるようになりました。

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交雑種(F1)の飼養数

 このように和牛と乳牛のかけ合わせで生産される交雑種の飼養数は一気に伸びていきました。乳用種肥育牛の肉質を向上させるために生産者も積極的に取り入れたのです。一時は全国の乳用種肥育牛の半分以上を交雑種が占めていました。平成18年には肉用種・乳用種ともに少し増加しましたが、全体的に見ると減少傾向にあると言えるでしょう。これはBSE問題などが影響しているのではないかと考えられます。交雑種を含めた飼養数は平成18年2月の時点で275万5000頭になります。このうち、国内で一番頭数が多いのは乳用種の割合が大きい北海道で、全体の17%を占めます。次に鹿児島県、宮崎県、熊本県、岩手県と続きます。

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