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牛のえさ
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牛の「えさ」

牧場などにいる牛は草を食べている印象が強いですが、果物や穀物なども与えているようです。一般的な「えさ」の種類や、その種類によって牛肉の味に違いが出てくることなど、「えさ」に関する様々なことを紹介しましょう。

牛の「えさ」の歴史

大昔からウシは家畜として重要な役割を果たしてきました。昔は一年中、草がある場所では牛を放し飼いにしていました。一方、寒い地域では冬になると「えさ」の不足に悩まされていました。そこで冬のあいだは干し草を食べさせていましたが、栄養もなく、美味しくもない干し草を牛はあまり食べません。ですか、19世紀になって画期的なものが発明されたのです!それはサイロ!サイロを使えば干し草も新鮮なまま保存しておくことができるので、牛も喜んで食べるようになりました。このようにして寒い地域でも一年中、牛を飼うことができるようになったというわけです。

一般的な「えさ」の種類

牛の「えさ」と言っても、その種類には様々なものがあります。ここでは、ごく一般的なものを紹介しましょう。ウシの「えさ」となるものには大きく分けて粗飼料と配合飼料の2つがあります。

粗飼料

粗飼料は容積が大きくて粗繊維が多く含まれています。基礎飼料とも言いますね。牛の胃は反すう機能を持っています。これは一度食べたものを吐き戻して噛み直すというものです。この機能を正常に保つのが粗飼料なんですよ。そ飼料にはミネラルやビタミンなどの重要な栄養素が含まれています。例として青草、干し草、稲ワラ、それに加工品としてヘイキューブやサイレージなどがあります。ヘイキューブは牧草を熱と圧力でサイコロ状に固めたもの、サイレージは刈った飼料作物をサイロに詰めて乳酸発酵させた「えさ」を指します。

配合飼料

配合飼料は重いわりに容積が小さくて、栄養価の高いものです。配合飼料は農耕飼料とも呼ばれています。これらの飼料はトウモロコシや大豆などの穀類、大豆カスなどの油カス類、それから脱脂粉乳や魚粉といった動物性の飼料などが挙げられます。それぞれの「えさ」によって栄養成分が異なるので、牛の年齢や体調、ミルクの出具合によって調節して与えましょう。

「えさ」によって牛肉の味が違う?!

食べさせる「えさ」によって、牛肉に加工されたときに味や香りに違いが出てくるんですよ。たとえば、干し草を食べさせると、牛肉臭さがなくて食べやすくなると言われています。乾燥させることで、草そのものの青臭さが抜けるんですね。反対に乾燥させていない青草を食べて育った牛は青臭みがあり、食感もパサパサしている場合があるようです。おいしくて新鮮な青草を食べることはウシにとっては良いことですが、その肉を食べる側には臭みを苦手とする人もいますよね。そのほかにも、これはちょっと変わった例ですが、お米を食べている牛もいるんですよ。余ったお米を発酵させて、それを「えさ」として与えます。これと似たものに、稲発酵粗飼料というものがあります。これは水稲を早刈りし発酵させて作った牛の「えさ」で、湿田や調整水田の有効利用もできてしまいます!「えさ」にもなり、なおかつ水田などの有効活用もできるとは、なんて優れた飼料なのでしょう!今、各地でこの稲発酵粗飼料の栽培が注目を集め、少しずつ普及しはじめています。

「えさ」だけでなく塩も与える?!

過剰摂取はよくないけれど、適度に必要な塩分。人間と同じように牛にも塩分が欠かせません。牧場などでは通常の「えさ」のほかに塩の塊(かたまり)を置いているところも多いようですね。そうすると、牛は勝手にこの塩をなめます。塩には必要成分のミネラルも含まれているので、カリウムが含まれる牧草と一緒に摂取することで、体のバランスを整えることができます。

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